(03)伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)/水いぼ
顔、腕、背中、尻などの皮膚にできるいぼ。一般には水いぼと呼ばれていて、できるのは主に子供。原因はポックスウイルス。皮膚の接触で感染する。治療はピンセットでとる、液体窒素で焼く。硝酸銀を薄めて塗るなどだが、子供には苦痛で根治しにくい。が、放っておいてもそのうち免疫ができて半年、遅くとも数年の間に自然に治っていく。これに似ているのがいぼと呼ばれる尋常性疣贅。原因はひと乳頭ウイルス。こちらも自然に治るが、液体窒素による凍結などの方法もある。