(11)無症候性血尿
顕微鏡で調べると赤血球が出ていて血尿だとわかるのに、他の症状や検査の異常を全く伴わない血尿のこと。そのうち自然に治ってしまうことが多い。また、ずっと続いていても腎機能が悪くもならず、なんの問題も出ずに一生送れる人が大部分。だから無症候性血尿といわれても特に気をつけることはない。
風邪などひいて病院に行った折にでもときどき尿の検査をしてもらっておけば安心。なお、血尿というのは尿の中に赤血球が存在するものを指し、腎臓から尿道までのどこかから出血があるということだから、これで発見できる病気も多い。