(14)アレルギ−性(血管性)紫斑病

 血管が炎症を起こす病気。傷んだ血管から出血するために皮膚に紫色の斑点が出る。アレルギ−紫斑病の特徴は、皮下に出血斑が出る、関節の血管も炎症を起こして関節が腫れる、腸などの血管も炎症を起こしておなかが痛むなど。
3つすべてが出ない場合もある。アレルギ−といっても原因はよくわからないということが大部分。1〜2週で治ることが多いが、数か月続くこともまれではない。腎臓の血管に炎症が起こると腎機能を悪くすることがあるので、尿の検査をたびたびして様子をみる。