(15)滲出性中耳炎
ベタッとした滲出液が中耳にたまるのを滲出性中耳炎という。原因ははっきりしていないことが多いが、アレルギ−性鼻炎やアデノイド肥大が原因のこともある。なかなか治らず、通院が長引くのが特徴。
また、中耳に液がたまって耳の聞こえが悪くなり、言葉が発達する時期だけに言葉の発達に影響することもあるので、薬を使ったり、鼓膜にチュ−ブを入れたりして水がたまらないようにしたり、鼓膜を切開して水を出すなどの処置をすることもある。しかし、治るまでに長くかかっても、小学校の低学年にはまず治っていく。