(20)腸重積
腸が腸の中にはいり込む病気。盲腸あたりで小腸が大腸にはいり込むことが多い。風邪などをひいたときに起こりやすい。盲腸あたりにはリンパ腺が多く、風邪などでリンパ腺がゴロゴロ腫れるために腸が腸の中にはいりやすくなる。
高圧浣腸で治る場合が多いが、手遅れになると腸が壊死することもあるので、いずれにしろ、早めの診察が必要。足を縮めておなかを痛がったり、血便が出るのが特徴。
何回も繰り返すときは、他に原因がある場合もあるので、開腹して調べることもある。