(34)意識を失うこともある泣き入りひきつけ
子どもが激しく泣いたときに起るけいれん発作。激しく泣いて呼吸ができなくなり、顔から血の気がひく。ときには意識を失うが、じきに意識は回復する。
息をこらえたために神経の反射で一時的に脳に血が回らなかったり、酸素が不足するのが原因。ひどい場合は手足をふるわせるけいれんになることもある。放置しても4〜5才で自然に起こさなくなるが、たびたび発作があるときはけいれんを起こす他の病気であることも考えられるので、小児科の診察を受けるとよい。大泣きしたときには抱きあげるのが予防策となる。