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副腎ホルモン産生異常をきたす代表的疾患

IV. 偽性低アルドステロン症

体液量の維持、電解質代謝に重要な役割を果たしているアルドステロン作用に不応性を示し,その結果高カリウム血症、代謝性アシドーシス、アルドステロン高値などを呈する病態である。本症は、その病態から3型(I型、II型, III型)に分類される(表1)。偽性低アルドステロン症I型及びIII型は、血漿レニン、アルドステロン値が上昇しており、塩喪失症状がみられる。しかし、II型ではレニン活性は正常で、また血中アルドステロンも正常から低値を示し、高血圧、塩貯留症状を呈することから真の意味で偽性低アルドステロン症の定義には当てはまらない。

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副腎ホルモン産生異常に関する調査研究